1. 小型犬の涙やけの原因とフードとの関係性とは

 

愛犬が涙やけを起こすと、可哀想ですし心配になりますよね。特に、普段ちゃんとお手入れをしてあげているのに涙やけになってしまうと、自分のお手入れ方法が間違っていたのではないか、など、気になってしまうこともあると思います。

涙やけは、特に小型犬に多く見られるようで、中でも、トイプードルやチワワ、パグといった、顔のパーツが中心に集まっているタイプの犬種によく発生します。その原因としては、目と鼻の位置が近く、目が大きい(ゴミが入りやすい)、といったこと、そして目と鼻の位置が近いことで、もともと涙管や鼻涙管といった、目と鼻をつなぐくだが短いため、少しの炎症でも、すぐに涙やけとして目に現れやすい、といったことが挙げられます。

トイプードルのように、顔も毛が多いタイプの犬は、飼い主さんも日ごろから目に毛が入らないように気をつけてあげていることが多いと思いますが、それでも涙やけになってしまった場合、それはお手入れが悪いせいではなく、日ごろの食生活、つまりフードに問題がある場合があるようです。

 

1.1 涙やけを起こしやすいフードと起こしにくいフードの違い

外傷などが見られず、他に特に原因が思い当たらない場合に、ふだん与えているフードに原因がある場合が多いのですが、どんな成分のフードが涙やけの原因になりやすいのでしょうか。

涙やけの原因になるフードとして、まず、添加物が使われている、という特徴があります。犬の食いつきをよくするための着色料や、その他犬にとって必要のない添加物が多く含まれているフードは、犬の体に蓄積されることで、排せつできなかった老廃物となって涙管や鼻涙管をつまらせることがあります。すると、つまった部分が炎症を起こしてしまい、涙管を通って涙と同じ成分が涙腺から外へと勝手に出るようになってしまいます。こうして、涙やけに発展していきます。

これは、粗悪なたんぱく質などによっても同じことが起こる可能性が高く、犬は非常にたんぱく質を多く必要とするのですが、成分が植物性のたんぱく質ばかりであったりすると、消化が悪くなってしまい、結局消化しきれずに体に蓄積されてしまうからです。

こういったフードは、どこでも手軽に買えるものから、ちょっと高めな国産のフードまで様々なドッグフードに当てはまるため、注意が必要です。

 

 

では、どのようなフードなら涙やけを起こしにくいのかと言うと、上記に挙げたような犬にとって無駄な成分が入っていない、ということが第一条件となります。

特に小型犬の場合には、消化器官が小さいので、消化不良を起こしやすい傾向があります。小型犬のパピー期などには特に注意が必要で、まだ体が大人になりきっていないために、少しの消化不良でも、涙やけをはじめとする様々な体調不良に陥ることが多いのです。

そういったときに、涙やけを起こしにくいフードにするということは、同時に体調管理にも非常に有効になってきます。

余計なものが入っていないという点がまず第一である他、、良質な動物性たんぱく質を多く配合しているか、といったことも重要です。良質な動物性のたんぱく質は、まず消化がとてもよいので消化不良になりません。また、良質なたんぱく質は犬の体の働きを正常に保ち、健康で丈夫な体作りに役立つばかりではなく、毛並みや毛艶もよくなっていきます。

愛犬が突然涙やけになってしまったときは、実はフードが合わないというサインかもしれません。患部を清潔に保つなどの配慮と共に、質のよいフード選びをしてあげることが重要です。